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東京農業大学と馬事公苑を中心としたこのエリアは、はっきりいって不便な場所。その一方で、このエリアは都内有数の高級住宅街でもあり、緑が豊かな閑静なたたずまいはなんとなくヨーロッパ的な雰囲気もあったりする。また、馬事公苑周辺は乗馬グッズの専門店や、厩舎や宿舎があったりしてかなり独特。

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馬事公苑と中央図書館エリアの基本情報

▽生活圏

住所で言うと「桜」と「弦巻」。世田谷通りの松が丘交番から馬事公苑にかけての一帯。さらに世田谷通りと弦巻通りの間の、いわゆる弦巻エリア一帯が生活圏。弦巻通りから南は、東急田園都市線の桜新町駅の生活圏で、東京農業大学の裏手は小田急線の経堂駅の生活圏となる。

▽交通の便

最寄駅は世田谷線の上町駅となるが、おそらくこのエリアで世田谷線を利用することはほとんどないだろう。メインの交通手段はバスで、三軒茶屋〜渋谷方面へは世田谷通りを走る渋２３、渋２４系統のほか、東急バス弦巻営業所始発の渋０５系統のバスがあり、こちらだと確実に座っていくことができる。さらに小田急線方面も成城学園前、祖師谷大蔵、千歳船橋行きのバスがあるので、思いのほかフットワークよく動くことができる。

▽日常の買い物

買い物の中心は「サミット桜店」「サミット馬事公苑前店」「サミット弦巻通り店」の３店舗。いずれもサミットというところがすごいが、それぞれ絶妙の距離感を保っているので、どこでも近いところを利用するといいだろう。

馬事公苑と中央図書館エリアの「不動産」

ビンテージマンションの宝庫

このエリアは昔からハイカラな住宅地として人気があり、そのため現在もビンテージ系の築年数の古い中古マンションがたくさん出回っている。特に松が丘交番から馬事公苑にかけての世田谷通り近辺に物件が多い。少し場所が不便なせいもあり、手ごろな価格の物件が多い。

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馬事公苑と中央図書館エリアの「スポット」

広大な森が広がる馬事公苑

このエリアの見どころは、なんといっても馬事公苑。馬術の全国大会なども開かれる有名な場所で、休日にはイベントなども催されているので、お散歩にはぴったりだ。また、世田谷中央図書館は、世田谷区最大の図書館で、都内でも有数の蔵書数を誇る。特に専門書が充実しているため、大学生の利用も多い。

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馬事公苑と中央図書館エリアの「お店」

オープンテラスのカフェで読書を

弦巻エリアは繁華街というより住宅地なのでお店の絶対数は少なく、飲食店などはもっぱら世田谷通り沿いに集中している。なかでも東京農業大学の向いにあるスターバックスとＴＳＵＴＡＹＡは、オープンテラスになっていて、なんとなくおしゃれな雰囲気。このエリアのシンボル的な存在だ。

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