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全国的に有名な「ボロ市」で知られるエリア。代官屋敷や世田谷城、豪徳寺など、歴史を感じさせる史跡が多い。上町駅は世田谷線のちょうど真ん中で、他のどの線からも離れているため、世田谷線沿線というと、このエリアを指すことが多い。ちなみに上町駅には世田谷線の車庫もあり、ひそかに鉄道マニアに人気がある。

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上町とボロ市通りエリアの基本情報

▽生活圏

住所で言うと「世田谷区世田谷」。世田谷通りの世田谷駅から松が丘交番あたりまでのエリアで、駅で言うと、上町駅を中心に、世田谷〜宮の坂の範囲。宮の坂より向こうに行くと、小田急線利用エリアとなり、世田谷駅より向こうに行くと松陰神社エリアの生活圏となる。

▽交通の便

東急世田谷線「世田谷」〜「上町」〜「宮の坂」が最寄駅。世田谷線を起点に、東急田園都市線・小田急線・京王線の３線を活用しやすいポジションだ。また、世田谷通りでは東急バス・小田急バスとも路線が充実している。特に東急バスの渋２１系統は上町始発なので、渋谷まで確実に座っていくことができる。ちなみに渋21系統は深夜バスも運行しており、あまり知られていないが、電車がとっくに終了した深夜1時台でもギリギリ渋谷から帰ることができる。

▽日常の買い物

買い物の中心は「オオゼキ上町店」。サミットが圧倒的な強さを誇るこのエリアで、ひとり気を吐く激安スーパーだ。売り場面積も広く、おそらく沿線でも一番充実しているスーパーだろう。ただし、このオオゼキ以外に特に買い物できる商店街などはないのが玉にキズ。

上町とボロ市通りエリアの「不動産」

松が丘交番方面に物件が集中

上町駅や世田谷駅の付近は交通の便もよく人気が高いせいか、全体に不動産は品薄。掘り出し不動産は松が丘交番方面、世田谷２丁目や桜、弦巻のほうに集中している。ただ、ボロ市通りの周辺や城山通りの周辺もたまにお値打ちの物件が出てくるので、粘り強く探してみるのもいいだろう。

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上町とボロ市通りエリアの「スポット」

冬のボロ市がこのエリアの象徴

このエリアの魅力はなんといってもボロ市。ボロ市の開催されるボロ市通りには、江戸時代の代官屋敷もあり、昔ながらの雰囲気を留めている。また、井伊直弼の墓もある彦根藩井伊家の菩提寺、豪徳寺も意外に立派で見ごたえがある。（豪徳寺は小田急線の駅名だけじゃなくてほんとに同名の寺があります）

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上町とボロ市通りエリアの「お店」

ボロ市の伝統を受け継ぐアンティーク

ボロ市の長い歴史を持つこのエリアはとにかくアンティークショップとリサイクルショップが多い。左の写真のようなおしゃれなアンティークインテリアの店もあるし、いわゆる昔ながらのリサイクルショップや、ブランド古着の店もある。ジャンクでおしゃれなグルメスポットがぽつぽつあるのもこのエリアの特徴。

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